ここに駅を作る.
駅の名前は「東野」
3年前に作った
「日本型モジュール」の対向駅になる.
まず、使い古しの台枠にサンダーをかけるところから始める.
台枠の大きさはいつもの 900mmW×450D×100H
IMONの12mmゲージ線路に、カーキ色を吹付ける.
こちらはKATOの9mmユニトラック線路.
レール面を1mm幅でマスキングして、タン(USAF)色を吹付けしたあと、
レール側面にハルレッドを筆塗りする.
再塗装した台枠に、線路を敷設して、
手持ちのストラクチャを並べてみた.
これでだいたいのイメージが決まる.
帯板をカットして、駅構内で線路をまたぐ踏切を作る.
MDF板を切出して作ったホームに、階段をつける.
縁石部分は、プラ板を貼り付けてスジを付けた.
レールをハンダ付けした柱とアルミの波板で、
ホームの屋根を作る.
9mm線路は単線の交換駅になる.
9mm車輌の一部がホームと接触するので、
縁石部分を一旦カットして再接着する.
これで5mmほどホームの奥行きを縮めた.
(当てずっぽうで作るとこうなる!)
ホームに街灯を設置する.
Nさん製作の洋風駅舎は、灯りが暗いのでLEDを追加する.
既存の建物の照明をチェック.
どれもLEDだが、
電池ボックスとCRDによる電源アダプターが混在しているので、
全部電源アダプター式に統合する.
台枠裏の配線は、
建物照明、ポイントデコーダー用DCC、9mmと12mm線路への給電、の4系統.
左の小箱に照明用のCRDが入っている.
今回追加した建物は、ヒルマモデルクラフトの「小さな倉庫」
夜景
プラ板で作った案内板と駅名標.
文字はMacのGimpアプリで描いて30%に縮小印刷した.
フォントは「Hiragino Maru Gothic ProN (ボールド) P60」
ストラクチャの配置が完了.
建物は両面テープで固定する.
草パウダーをまいて、ミニネイチャーを植える.
建物の大半はできていたので、
ポイントデコダーの組立を含めて、2ヶ月ほどで完成した.
駅の周囲に看板を立てると、俄然リアルになるのだが、
あえてコマーシャル看板は廃止.
国鉄本線とローカル私鉄というイメージなのだが、12mm線路で列車交換をするには土地が狭い.
それで9mm線路で交換という、つまり軽便鉄道のほうが立派という構成になってしまった.
12mm側は、元々16年前の「田舎電車」の延長なので、こちらには架線柱が立っている.
9mm側を電化して12mmは非電化にしたほうが、面白いかもしれない.
「田舎電車」の記事は、
「HO12mmモジュールを作る」
「HO12mmモジュールをもっと作る」
を参照.