HO12mmモジュールを作る
田舎電車クラブの規格で、
HOスケール(1/87 12mmゲージ)のモジュールを作りました。
これが全景
大きさは300x600mm 高さは脚を含めて200mm
標準のモジュール箱の上にシーナリのベース板をのせます。
モジュールの接続規格が、IMONの12mmゲージ線路なので、
この路盤が隠れるように、ベース板は2mm板と6mm板を重ねてあります。
運搬を考えてシーナリ面を箱の中に格納できるようにしました。
箱の深さが足りないので、黒いパイプでかさ上げしています。
発泡スチロールで丘を作り、紙粘土であぜ道を作ります。
ベース板の一部を削って低地、溝、小川も作っています。
線路の中央部分はフレキシブル線路です。
ストラクチャを設置
製作期間があまりないので、あり合わせのものを並べました。
全体にジェッソを下塗りましたが‥‥
絵具のメーカーと違うせいか、地面の着色にムラができてしまいました。
草パウダーをまくと、だいぶ地面らしくなります。
とうもろこし畑と麦畑?は、BUSCH社のMAISFELDです。
左手前の草はSILFLORという製品
小川にREALISTIC WATERを流してから(左)
リキテクスのGEL MEDIUMで水の流れを作りました。(右)
電柱や柵を立てると、ぐんとリアルになります。
これでほぼ完成
田舎のほこりっぽい路を、電車がゴトゴト走る
運ぶ時はこんなふうに格納します。
「運転会」
他のメンバーが作ったモジュールをつなげると、
こんな雰囲気になりました。
運転会に間に合わせるために、だいぶ手を抜きました。
製作期間は1ヶ月
300x600mmという大きさは、工作には手頃なのですが、
HOスケールとしては小さめなので、
情景の「切り捨て方」がむずかしいと感じました。
複数のモジュール連携を考えて作ると、面白くなると思います。
「地面の色」
地面には「シーナリーサンドNo.154」という「粉」を使ったのですが、
日本の風景にしては黄色が強すぎるので、その後絵具で修正しました。
地面の色というのは、ある種の「イメージ」なので、
再現するのはなかなか難しいです。
2006.Nov.10 -D-
