On30というより、On2+1/2と呼びたい.
オレンジカンパニー製、東洋活性白土の、
協三工業6トンBタンクロコを分解する.
サウンドデコーダーは格納できそうにない.
チップLEDのライトを追加する.
レール〜モーター間の配線を分離し、
ライトの配線は定電流ダイオードを介してレール集電に直結する.
モーター線とレール集電のリード線を後部に出す.
ロッドは「ネオリューブ」で黒塗りした.
リード線のコネクタを直結すれば、
従来通りの結線になる.
もとの朝顔型カップラーが外せないので、
KadeeカップラーをUVレジンでイモ付けするという荒技.
後続カブース内のデコーダーとロコのモーターをつないで走る.
SL音はカブースから出る.
線路にはDCC信号が流れている.
「
カブースのサウンド化」記事を参照
アメリカスタイルに日本型の機関車は場違いなのだが、
まぁこんな編成もあるだろう.
後続する貨車から音を出すやりかたを、私は「ゴースト」と呼んでいる.
ゴースト貨車には、
・DCCサウンドデコーダー+スピーカーを搭載 (当記事)
・DCC無線受信機+バッテリー+DCCサウンドデコーダー+スピーカーを搭載
の2種類があり、
さらに、DCC/DCコンバーターを通して線路にアナログDCを流す、という方法もある.
また、無線を使う場合は、機関車のライト用電気を線路に流す必要がある.
いずれも「DCCサウンド」は同じだが、機関車の加工状態によって、
・アナログDCのまま 「
究極のサウンド化」
・アナログDCのままでレール集電線を外に出している 「
タンク貨車のサウンド化」
・レール集電線とモーター線を分離 (当記事)
・デコーダー内蔵 「
T-boiler Climaxのサウンド化」
という4種類があり、
しばしば、この機関車はどうつなぐんだっけ・・という話になる.