BACHMANN On30のタンク貨車に、
無線受信機とサウンドデコーダーを組み込む.
タンク内に電池も格納可能だが、充電時の交換を考えて別にする.
貨車を分解する.
タンクの底をカットしてスピーカーを入れる.
デコーダーはSOUND TRAXX Tsunami TSU-1000 Steam Sound
無線機は Tam Valley Depot社 DRS-1 Mark4
台車に集電用のリン青銅線をつける.
これは、機関車の集電安定用.
タンク車の床下に、デコーダー設定用コネクタを出す.
左上に電池入力、右下にレールの集電出力、
右上にモーター出力を出す.
ウエザリングは、やりすぎると単に汚くなる・・
3セルの11.1Vリポバッテリーを、後続のゴンドラ貨車内に積む.
音を出すだけでモーター出力を使わないなら、
2セルの7.4Vバッテリーでもよい.
これはOn3のClimax
左右ライトが壊れていたので分解.
ついでにレール集電のリード線を外に出し、
前後にOn30用(HOと同じ)カップラーを付けた.
後部の左右ライトは外して赤い蛍光塗料を塗った.
リード線は、後続の集電貨車につなぐ.
左上はDCC/DCコンバーターのDN121デコーダー
モーター出力がショートして壊れたらしい.
右下の、なごでん SmileDecoder R6n に交換する.
このデコーダーは擬似走行音が出るが、モーター出力のみを使う.
動作確認用にLEDライトをつなぐ.
右が、デコーダーを入れ替えたDCC/DCコンバーターBOX
左は DesktopStation社の「PureAnalogAdapter」
実はこれをつながないと、Climaxのライトが点灯しない.
完成
このOn3 Climax 列車は、
線路からDCC/DCコンバーター経由のアナログDCで走行し、
後続のOn30タンク貨車から無線制御で音が出ており、
線路は On3/On30 のデュアルゲージ、という妙な構成.
電気的な構成は「
究極のサウンド化」を参照
(SOUND TRAXX Tsunami TSU-1000 Steam Sound)
F0 = Headlight (and Dynamo) On/Off
F1 = Bell
F2 = Whistle
F3 = Short Whistle
F4 = Steam Release
F5 = F5 Function Output
F6 = F6 Function Output
F7 = Dimmer
F8 = Audio Mute
F9 = Water Stop
F10 = Injectors
F11 = Brake Squeal/Release
F12 = Coupler Clank
CV1 Primary Address 1-127 3->25
CV 2 Start Voltage 0-255
CV 3 Acceleration Rate 0-255 0->5
CV 4 Braking Rate 0-255 0->5
CV 17,18 Extended Address 0-9999
CV 19 Consist Address 0-127
CV 29 Decoder Configuration See Manual
CV 115 Whistle Select 0-7
CV 116 Exhaust Chuff Rate 0-255 80 ->50
CV 128 Master Volume 0-255 ?変更できず
CV 129 Whistle Volume 0-255 225->255
CV 130 Bell Volume 0-255 128
CV 131 Exhaust Volume 0-255 192->220
CV 132 Airpump Volume 0-255 48
(なごでん SmileDecoder R6n)
CV1=3 ->25
CV3=4 ->5
CV4=4 ->5
CV5=200 ->255
タンク貨車は、オイルタンクを改造した水タンク車のつもり.
On3 Climax は、やむなく分解した.
モーターとレール集電の配線を分離したいのだが、ギアードロコは構造が複雑で、私の手におえない.
結局、電気的にはレールの集電線を外に出しただけ.
要するに機関車はアナログのままである.
この列車編成では、タンク貨車に内蔵したデコーダーのモーター出力を使っていないが、走行は安定している.