エンドウの16番貨車.
中古品を安く入手した.
右がIMONのHO12mm貨車.
床下に集電ブラシを取り付けたいのだが、
とてもそのスペースはない.
左のエンドウ貨車なら加工できそう.
手持ちの16.5mmゲージ車輪の中から、
車輪幅を変更できるものを探す.
12mmゲージに縮めた車輪.
軸受に収まるように軸長も削る.
リン青銅線の集電ブラシを付ける.
エンドウの貨車は、ブリキのプレス製品で、
シャープな作りではないが、実用にはなる.
ブラシの圧力で車輪が回転しずらいので、車内にウエイトを乗せる.
エンドウ製タンク車の、軸受部分をカットする.
IMON製の12mm台車.
アーチバーとかベッテンドルフ台車が入手できず、
とりあえずブリル台車で試す.
付属のリングをかしめて組み立てるのだが、
けっこうコツがいる.
最初、台車に集電ブラシを付けたが、車輪が回らない.
それで台車軸受経由の集電に変更.
片側絶縁車輪で、台車ごとに左右レールから集電する.
このため、一方の台車のボルスター部分を、プラ板で絶縁する.
うまく集電しているかどうか、LEDをつけてテスト中.
こちらはエンドウのフラット貨車.
これにも集電ブラシを付ける.
IMONのポイントで脱線するので、
フランジが大きすぎるせいか?と、削る.
脱線は、車輪間のバックゲージ(10.6mm)が正しくなかったせい.
車軸先端のピボットをつぶさないように、修正する.
インスタントレタリングで文字を入れる.
インレタが古いせいで、文字がかすれて読めない.
まぁ、それらしい雰囲気にはなる.
16番の車輌は 1/80なので、HO12mmとしては大きめなのだが、
さほど違和感はない.
実はこのタンク車、上から見ると歪んでいる・・
妙な台車をはいているし、
それもご愛嬌、と思うことにした.
工房の12mmレイアウトは、私の工作精度が低くて、線路に歪みがある.
欧州製のHOmロコはまったく問題なく走るが、国産の12mm機関車はあまりよくない
当社では、どんなに精密な模型でも、まっとうに走らなければ落第である.
そこで、集電貨車の登場となる.
この貨車、素人工作で車輪の回転が悪いため、動画の9600では、3,4輌を牽引するのがやっとである.