錆びたナイフ

back index next

2012年10月4日
[本]

「フォントのふしぎ」 小林章

「フォントのふしぎ」-1

「フォントのふしぎ」-2


著者は、ドイツで欧文書体設計家(タイプディレクター)の仕事をしていて、
町中でもどこでも、ロゴ(文字)を見ると書体(の名前)が分るらしい.
文字は意味を表すだけでなく、絵やシンボルやアイコンでもある.
この本に出てくるゴディバやディオールの書体は、
製品と会社のイメージとぴったり結びついている.
洗練された書体は美しい.
本が好きな人は、活字が好きなので、
この本の楽しさがわかる.

フォントのふしぎ

ディオールと比べるつもりはないが、
町でみかけたこのカンバン.
まるで子供が書いたみたいで、
見ているとうれしくなってしまう.

home