錆びたナイフ

2012年8月6日
[語り]

「辺境ラジオ」 名越康文と内田樹

大阪のMBCが放送した対談の内容を、
iPhoneで聴くことができる．
Podcastという方法で、
2010年11月から11年12月までの7回分に分かれている．
1回分1時間から1時間半程度、
通勤途上で少しずつ聴いた．

話をするのはアナウンサー西靖と名越康文と内田樹
名越康文は精神科医
内田樹(たつる)は武道家で大学教授で、
「下流志向」「日本辺境論」「死と身体」
といった本を書いている．
教育や若者に対する洞察は的確で鋭い．
このラジオ対談は明るくざっくばらんで、
とても面白かった．
「原発を供養する」話など、展開の仕方が、
凡百のテレビコメンテーターなんぞとは雲泥の差で、
久々に、
往年の深夜放送の熱気を思い出した．