3年ほど前に作った無線バッテリー車 77号機.
BachmannHO貨車を改造、
Tam Valley Depot の無線DCC、
7.4V1050mAhリチウム電池、
なごでんMP3サウンドデコーダV5を搭載.
スピーカーを高さを低いものに交換.
7.4Vでは動かない車輌があるため、
11.1V1000mAhリチウムポリマーバッテリー(リポ電池)に交換.
こちらは、Digitraxの SDH166 デコーダーと、
Tam Valley の無線DCCを搭載した 22号機.
モーター性能のよいロコなら、006P乾電池(9V)でも動く.
さんごのOn30 DLは、
7.4V1000mAhリポ電池1個では動かず、
2個直列にして走行.
7.4V1000mAhリポ電池2個と充電器のセットは、
Amazonで 2,999円.
ただしこの充電器、
いつまでたっても充電完了しない時があるので、
使わないようにしている.
12年前に購入した、ラジコン飛行機用の充電器を使う.
これで、リポ電池の充電/放電/保存用充電ができる.
充電中の「事故」を防ぐため、電池を別売のガード袋に入れている.
11.1V で小型のリポ電池をさがした.
右はZeee社のPremium Series 3S リポバッテリー 11.1V 100C 850mAh Amazonで 2個 3,699円.
大きさが L67 W30 H18.5mmなので、HOのホッパー車からはみ出るが、BOX型の貨車なら問題なく入る.
左はSoshine社の 11.1V 30C 1000mAh 2S 電池 Amazonで 2個 1,790円.
今のところ、この電池が小型で一番使いやすい.
Zeee社の方が容量は小さいが、「100C」と「30C」という値で、取り出せる電流が大きいというのがわかる.
どちらの電池も、出力端子が大きすぎるので、ピン端子に付け替える.
この付け替え時にはショートに注意、火花がとぶだけでなく、電池が壊れる.
リポ電池のチェッカー.
電圧のチェックのほか、
放電機能と3セル間の電圧を等しくするバランス機能がついている.
22号機も、Soshine社の電池なら余裕で入る.
工夫すれば貨車1台に入るだろう.
充電のため、取り出し可能にしておく.
Oスケールのレイアウトを走行中.
バッテリー機関車は実にスムーズに走る.
これは一度使うとやめられないのだが・・
リポ電池は、従来の充電池とは違い、扱いを間違えると発火するという.
過充電/過放電はダメ、暑いところ/寒いところ/大きな衝撃もダメ.
長期間使わない場合は「放電」後に「ストレージ充電(満充電の60%)」をして保存する.
11.1Vの場合、電池内部に3個のセルが入っており、各セルの基本電圧(3.7V)に差がある状態で使うと故障する、らしいので、チェッカーでセル間の平衡を取る.
廃棄する場合は、塩水に1週間漬けて電圧をゼロにしてから、燃えないゴミとして捨てる・・云々.
ともあれ、ドローンをはじめとしてリポ電池は大量に使われており、価格も安い.
出力端子の形状を見ると、数アンペアの出力可能なのがわかる.
最近の機関車なら0.5A程度で十分走るのだから、鉄道模型に使わない手はない.