あそ・びっと工房

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2024年3月6日
[DCC]

無線バッテリー車


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3年ほど前に作った無線バッテリー車 77号機.
BachmannHO貨車を改造、
Tam Valley Depot の無線DCC
7.4V1050mAhリチウム電池、
なごでんMP3サウンドデコーダV5を搭載.


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スピーカーを高さを低いものに交換.
7.4Vでは動かない車輌があるため、
11.1V1000mAhリチウムポリマーバッテリー(リポ電池)に交換.


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こちらは、Digitraxの SDH166 デコーダーと、
Tam Valley の無線DCCを搭載した 22号機.
モーター性能のよいロコなら、006P乾電池(9V)でも動く.


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さんごのOn30 DLは、
7.4V1000mAhリポ電池1個では動かず、
2個直列にして走行.


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7.4V1000mAhリポ電池2個と充電器のセットは、
Amazonで 2,999円.
ただしこの充電器、
いつまでたっても充電完了しない時があるので、
使わないようにしている.


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12年前に購入した、ラジコン飛行機用の充電器を使う.
これで、リポ電池の充電/放電/保存用充電ができる.
充電中の「事故」を防ぐため、電池を別売のガード袋に入れている.


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11.1V で小型のリポ電池をさがした.
右はZeee社のPremium Series 3S リポバッテリー 11.1V 100C 850mAh Amazonで 2個 3,699円.
大きさが L67 W30 H18.5mmなので、HOのホッパー車からはみ出るが、BOX型の貨車なら問題なく入る.
左はSoshine社の 11.1V 30C 1000mAh 2S 電池 Amazonで 2個 1,790円.
今のところ、この電池が小型で一番使いやすい.
Zeee社の方が容量は小さいが、「100C」と「30C」という値で、取り出せる電流が大きいというのがわかる.
どちらの電池も、出力端子が大きすぎるので、ピン端子に付け替える.
この付け替え時にはショートに注意、火花がとぶだけでなく、電池が壊れる.


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リポ電池のチェッカー.
電圧のチェックのほか、
放電機能と3セル間の電圧を等しくするバランス機能がついている.


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22号機も、Soshine社の電池なら余裕で入る.
工夫すれば貨車1台に入るだろう.
充電のため、取り出し可能にしておく.


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Oスケールのレイアウトを走行中.

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バッテリー機関車は実にスムーズに走る.
これは一度使うとやめられないのだが・・

リポ電池は、従来の充電池とは違い、扱いを間違えると発火するという.
過充電/過放電はダメ、暑いところ/寒いところ/大きな衝撃もダメ.
長期間使わない場合は「放電」後に「ストレージ充電(満充電の60%)」をして保存する.
11.1Vの場合、電池内部に3個のセルが入っており、各セルの基本電圧(3.7V)に差がある状態で使うと故障する、らしいので、チェッカーでセル間の平衡を取る.
廃棄する場合は、塩水に1週間漬けて電圧をゼロにしてから、燃えないゴミとして捨てる・・云々.
ともあれ、ドローンをはじめとしてリポ電池は大量に使われており、価格も安い.
出力端子の形状を見ると、数アンペアの出力可能なのがわかる.
最近の機関車なら0.5A程度で十分走るのだから、鉄道模型に使わない手はない.


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