錆びたナイフ

2012年9月12日
[映画]

「第5惑星」 1985 W.ペーターゼン

そうか「エイリアン」のチェストバスターは、地球人が異星人を妊娠/出産することだったのか．

宇宙戦争をしている地球人とトカゲ顔の異星人が、無人の惑星に不時着して、敵対しながらも二人で暮らし始める．
やがて異星人は子供を産んで死に、その子供を地球人が育てる．

妊娠した異星人が子供の服を地球人にみせてニンマリ笑う．
「単性生殖」という設定は、ウソだな．
親子が同じDNAなら家族や家系や「愛」など無意味だ．
みんな「自分」なのだから．
だからル.グインの「闇の左手」のように、実はこの異星人は雌雄同体で、ケメル期に「雌」になり、受胎したのだ．
おまえトカゲとセックスしたろうと、主人公はいじめられるに決っている．
がんばれデニス.クエイド、異星人の子供をたくさん作れば、戦争などナンセンスだ．
宇宙に平和が来る．