あそ・びっと工房

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2021年5月27日
[On3/30/Sn3-MOD]

腕木式信号機を作る


asoM5191566
左端は 4年前に作った信号機
これを元に、ライト付きの腕木式信号機を2本作る.
右端はHO用の市販品.
今回のスケールはOn30だが、
HO用をそのまま2倍にすると、大きすぎる.


asoM5201605
柱は3.5mm径のプラスチックパイプ.
極小LEDをUVレジンで固定する.
リード線はパイプ内を通す.


asoM5241665
透明プラ板を塗装した信号腕.
赤青のレンズ部分は塗料を塗っただけ.
柱にSLの配管用ピンを埋め込んで、
ここに0.2mmのリン青銅線を通す.


asoM6010037
台枠に開けた穴


asoM5251679
床下の三角プラ板から、
リン青銅線を介して、腕木を上下させる.


asoM6100115
Lemacoのサーボモーターで三角クランクを動かす.
このサーボは動作範囲を変更できないので、
クランクの穴の位置で、腕木の動作位置を調整する.
サーボの動作音が大きいので、
スチロール板をはさんで両面テープで固定している.


asoM5271718B
こんな感じで動く.


asoM5271712
ポイントは Tortoiseで駆動している.
Tortoiseの予備接点でLemacoサーボを動作させるために、
インターフェース(IF)が必要になる.


asoM5121350B
LemacoサーボのIFは、二つ作った.


asoM6080097B
2号機


LemacoIF
Lemacoサーボモーター用IFの回路図
DCC入力をブリッジで整流し、
Tortoiseの接点でリレーを駆動して、
Lemaco用12Vの「+-」を切り替える.
腕木のライト用には、通常4.5mAのLED出力を使う.
LEDの20mA出力は予備.

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LemacoのサーボはTortoiseと同じく、直流12V程度の+-切替で動作するのだが、Wabbitデコーダーでも、DS社のポイントデコーダーでも動かなかった.
サーボの動作電流が大きすぎるらしい.
Tortoiseには予備接点が2回路あるので、これを使えばリレーは不要だが、あいにく1回路はポイントのクロッシングの給電に使っている.
そのため今回、専用のリレーIFを作った.
このIFは、Tortoiseの動作に従って動くので、DCCコマンドではなく、Wabbitの手動スイッチでポイントを切り替えた場合にも、信号機が連動する.



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