BachmannのOn30ロコ、Porter 0B1 と Forny 1B2
スイタイルは良いのだが、集電不良で走りがあまりよくない.
貨車から集電して安定走行するように改造してみた.
(Porterは
2017年5月12日に初回の改造記事がある)
Fornyは後部のカバーを外すとDCCサウンドの基板が出てくる.
下段の「L」「R」と書いてあるところからリード線を出す.
これは従台車の左右集電車輪につながっている.
ロコの後部からリード線を出す.
車体をウェザリングした.
Bachmannのカブースは、車内照明用に台車から集電しているので、
それを利用してリード線を出す.
リード線間が「導通」していたので抵抗値を測る.
室内の豆電球が53.6Ωだった.
これで安定して走行するようになった.
Porterは、再度分解するのがおっくうだったので、
動輪の底板を外して、集電シューからリード線を出した.
これも後部から線を出す.
集電貨車はBachmann OO (1/76)のタンク車を改造した.
燐青銅線にリード線をハンダ付けして、
貨車の床梁にUVレジンで接着する.
燐青銅線は車輪のタイヤ面をこする.
タンクの底に穴を開けると中に空間があるので、
ここに粒状の鉛バラスト(34g)を入れた.
集電貨車は重いほうがいい.
元のレタリングがOナロー向きではないので、
タンクを塗装し直した.
水タンク車、といった感じ.
これでロコの動きが俄然スムーズになった.
直線線路の往復程度なら問題なくても、
当工房のレイアウトのように曲線と微妙な上下動があると、
走行がギクシャクするロコがでてくる.
Bachmannも他のロコはちゃんと走るので、
集電不良はこの機種の問題だと思う.