On30モジュールを作る

On30のモジュール
On30-fansグループの規格で、
On30のモジュールを作ってみました
2008年10月の「 第4回軽便鉄道模型祭」に展示しました



台枠にコルクの路盤を貼る
大きさは、幅450mm 奥行300mm 高さ60mm
17mm厚の桐板でコの字型の台枠を組んで、
その上にコルクの路盤を貼り、紙ねんどで地ならししています


レールをハンドスパイク
写真下側のPECOのOn30線路は、
枕木が短くてトロッコ線路みたいなので気に入りません
写真上のようにレールをハンドスパイクしました


バラストを撒いたところ
バラストを撒いたところです
線路の両端はKATOのユニトラック60mmの半分を使って、
モジュール接続用としています


モジュール連結穴
グループ規格のモジュール連結穴は上面から20mmですが、
それでは上板にぶつかるので、30mmに下げました
実際にはモジュール高が低くて、連結作業時に手が入りません
線路結合部分の高さ調整の仕組みも含めて、
さらに検討が必要と思います


ジェッソを下塗り
バラストの色が気に入らなかったので別の砂利を上乗せしました
モジュール全体にジェッソを下塗りしました


小屋のストラクチャ
小屋のストラクチャは、
BACHMANNのプラキット「HOBO JUNGLE」の中の一軒です
物置等3軒分入って2,370円でした


FLOQUILで塗装したところ
外壁はもともと古びた状態に整形されていて、
組立はしごく簡単です
写真はFLOQUILで塗装したところですが、
このあとかなり汚し塗装をします


シーナリーサンドは茶こしで分離
シーナリーサンドは、茶こしで砂利と土に分離して使い分けます
(大粒の半透明の石は取り除きます)
この後ボンド水溶液に溶いて地面に塗ります


牧場の柵
小屋の隣は牧場(のつもり)で、柵を作りました
材料は焼鳥の串とエナメル線です
このあと草を植えて完成です


完成(正面)
完成(正面)
草は、最近種類が増えた「miniNature」を使いました


完成(裏面)
完成(裏面)


列車がやって来た
列車がやって来た


「軽便鉄道模型祭」での展示
「軽便鉄道模型祭」での展示のようす (On30-fansブース)



あたふたと作りました
1ヶ月(正味2週間くらい)であたふたと作りました
このサイズは運ぶのには便利ですが、Oスケールでは小さすぎて、
今回のようなジオラマが精一杯と思います
丘や川の起伏のある「レイアウト」にするには、
この倍くらいの大きさのモジュールが必要と感じました


2008.Oct.18 -C-