機関車(KATO HO SD40-2)をDCC化する
チーフIIセットに付属のデコーダ(DN142)には、コネクタがついていないので、配線のハンダ付けがめんどうです。
それでここでは、DH142PS(¥6,700)というコネクタ付きデコーダを使ってみます。
作業は簡単で、(説明書を見ながら)車体を上下に分離して、天井に付いているウエイトを外します。
(デコーダの格納にウエイトがじゃまになります)
車体側の8ピンDCCコネクタについている、アナログ設定用のピンを2本抜きます。
デコーダの赤線が8番ピン(黒線が4番ピン)になるようにコネクタを差し込みます。
(これはNMRAの標準規格なのですが、ロコ/デコーダどちらの説明書にも記述がありませんでした)
これで完成。
デコーダは初期値で3番のアドレスを持っています。
DCCは、このアドレスを元にロコを区別します。
3番のままだと、2台目以降のデコーダがダブってしまうので、
ロコ毎に異なったアドレスに付け替えるのが原則です。
アドレスは通常1〜128まで使えて、変更も可能です。
停車中でもライト点灯。
デコーダのアドレス設定
まずロコを PROG Aにつないだ設定線路に乗せて、
スロットル(コントローラ)の、STOPキーを押しながらFN/F0キー押す。
スロットルがProgramモードになり、下段の中央に「P6」と表示されていることを確認する。
(「P6」が出ていなければ、FN/F0キーを何回か押すと出ます。)
左のツマミを回して、「Ad2=???」を出す。
右ツマミを押して、(例えば車体番号下2桁)「Ad2=056」のように任意の番号を決めます。
SELキーを押すとセット完了です。
STOPキーを押しながらFN/F0キー押してProgramモードを終了します。
1万円位で買えるロコに、6,700円のデコーダを乗せて、
できることは停車中にライトが点灯するだけ?
これだけなら、DCCはあまり面白くありません。
ポイントをリモコンしたり、複数のロコを同時に走らせたり、サウンドシステムを乗せると、
俄然面白くなるのです。
それは順々にチャレンジしようと思います。
2001/Jul/19