PBLの WEST SIDE LUMBER Shay #6 をDCC化する.
もともとアナログサウンドが入っているので、
燃料タンクを外すと、スピーカーとモーターがある.
前後ライトとキャブ灯用のダイオード基板が、
どこかにあるはずなのだが、
これ以上分解の方法がわからない.
このままDCCを入力すると、ライトは点灯するので、
モーターとスピーカーだけを、
DCCデコーダーにつなぐことにする.
後部台車の集電コンタクトが壊れていたので、
まずこれを修理する.
ピアノ線で押さえ直す.
モーターと並列に赤色の豆球が2個つながっている.
燃料タンクの中なのでこの灯りは見えないが、
ダイオード基板の減圧用に、
この豆球を使っているらしい.
サウンドデコーダーは、
DigitraxのSDN136PSを使う.
蒸気の音はいまいちなのだが、
形が小さいのでタンク内に入る.
前ライトが暗いので、
LEDの予備灯を追加する.
こちらはDCCで点灯させる.
作業中に後部ライトを壊してしまったので、
ここもLEDに替えた.
配線はかなりごちゃごちゃしている.
燃料タンクの後ろに穴を開けて、
減圧用の赤豆球をテールライトのように外に出した.
2本出ている黒のケーブルは電気テスト用で、
左右車輪につながっている.
完成.
このロコはDCCでもアナログDCでも動く.
電気的には、DCCデコーダーと、
前/キャブライトのダイオード基板が、
線路につながっていることになる.
DCCは矩形波の交流なので、
前/キャブライトは常時点灯になる.
また、ダイオード基板が影響して、
DCCのCV値設定の読み書きでエラーが出るが、
実際の書きこみはできる.